この不気味な手の形をした木の枝は「パンガメイ」と呼ばれています。この木の枝を持っていると悪い霊や魔術から身を守ることができ、持ち主の身に降りかかる災難や病気を防ぐ力があるとされています。手の形状は古代の呪術的な意味合いを持っているため、持ち主のポジティブなエネルギーを高め、幸運を引き寄せると信じられています。先住民族には神秘的な力を持つ自然崇拝するものがあり、パンガメイは自然を神聖なものとして崇める信仰が反映されていると言えます。文化と歴史に深く根付いているため、その見た目にもかかわらず、地元の人々はその癒しと魅力の力を認めています。
シキホール島には精霊が宿る木と呼ばれているモラべの木(Molave Tree)があります。発光現象が起こる非常に珍しい木で、夜になると木の周りにホタルが集まります。この木が発する光が、ホタルが持つ発光物質を刺激するためだと考えられています。ホタルは水がきれいな場所を好むので木に集まるイメージはありませんので、この不思議な光景はモラべの木の魅力の一つです。またこのモラべの木は伝統的な文化や歴史にも重要な役割を果たしており、革命期に革命家たちが使用した武器の材料として使用されました。このモラベの樹皮がラブポーションに含まれています。
愛や情熱のシンボルであるハート型の葉っぱです。ハートリーフが持つ「愛のエネルギー」が周囲に良い影響を与えると信じられています。キリスト教の伝統において、ハートリーフはイエス・キリストの受難を表現するのに用いられます。この植物の形が、キリストの十字架と茨の冠を表していると解釈されることがあります。特別な人にあなたの気持ちを伝えるために必要なもので、異性を引き寄せるための重要な植物です。ラブポーションに含まれている2枚の葉っぱについては「あなた」と「だれか」のハートを意味しています。
現地の言葉で「Tapok(タポック)」と呼ばれている細長い貝です。世間一般的には貝は女性器の象徴とされておりますが、この貝の形状は男性器と似ていることから、双方の意味をなす貝とされております。伝統的に、「Tapok」は粉末にされ、飲み物や食品に混ぜて使用されてきました。この貝には性的能力を高めると信じられている成分が含まれているとされており、また、恋愛運や性的な魅力を高めるといった効果があるとも言われています。私たちが生きていく中で必要な要素である「セクシャリティー」が表現されている成分です。
「プリンセスの蔓」は細長い茎を持つつる性植物で、美しい葉と蔓で覆われ、草花や他の植物とは一線を画する存在です。その美しさと力強さから、傷や病気を治癒する力や、悪霊や邪気を追い払う呪術的な力があると信じられています。そのため、古くから民間療法において重要な役割を果たしてきました。「プリンセスの蔓」はキリスト教においても重要な意味合いがあります。聖母マリアの髪の毛を連想させる美しい蔓の姿から、マリア様に捧げる花としても用いられています。ラブポーションにはこの植物の気根が含まれています。
随時公開予定ですが「守秘性」が高い成分については非公開とさせていただきます。何卒ご了承ください。